ルドルフとイッパイアッテナといえば、昔絵本で読んだあれです。確か小学校の課題図書にも選ばれてたような記憶があります。

これがまさかの映画化ということで、見に行ってきました。

周りは子供ばかりでしたが、大人が見ても十分に楽しめいろいろ考えさせられました。最後は一人で号泣してましたよ!

この夏休みは結構映画を見ていますが、その中でもオススメの一本です!

 

まず内容ですが、前半と後半、それぞれちょっと違ったテーマになってるようでしたので、分けてレビューしたいと思います。

 

勉強すること、教養を身につけることの大切さ

前半のテーマはこれです。野良猫のイッパイアッテナは生きていくために人間の文字を覚え、本を読み知識を蓄えていきます。字が読めるおかげで美味しいご飯を食べることができるようになったんですね。

人間社会でもやはり勉強して知識がある人が得をしているわけです。

勉強って大事なんだなぁと改めて感じることができる、これを見てる子供達にも素直に通じてくれるのではと思います。

知識欲はいつになっても衰えませんからね。何歳になっても勉強は大事です。

 

友情や思いやり、人間関係のモヤモヤ

後半のテーマはこれですね。

ルドルフとイッパイアッテナ、お互いがお互いを思いやっているからこそ本当のことを言わない。

そしてお互い嘘をついていることに気づいているものの、その気遣いに感謝して、騙されたふり、気づかないふりをする。

そしてその気遣いにも気づいているんだけど、気づかないフリをする、みたいな、思いやりの連鎖がたまらないです。

 

モヤモヤはつのるばかり。

飼い主にも捨てられちゃうんだけど、人間にも大人の事情ってものがある。

誰も悪くない。

 

素直に泣ける映画です。

こういうのいいですね、好きです。

今年はズートピアも良かったですし、CGアニメ侮ることなかれです!